11月13日(日)別府温泉地球博物館は、京都大学(大学院理学研究科附属 地球熱学研究施設)と大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 総合地球環境学研究所総合地球環境研究所「地球研)」と共催で「市民参加型-別府温泉一斉調査(仮称)」を計画しています。
日本初(世界初)の同時期一斉調査で学術的に意義のあることはもちろんですが、温泉資源を次の世代も使い続けるためにも市民の意識を高める必要があり、別府市と別府ONSENアカデミア実行委員会も趣旨に賛同、共催していただいています。
具体的には13日のAMに10チーム(40名)で市内の温泉地を巡り源泉の温度測定とサンプルを採取するものです。
これとは別に泉源所有者には同時刻の温度測定と利用状況などのアンケートをお願いし、そのデータを京都大学他が90年にわたり蓄積してきた観測データとリンクして公開します。
結果は13日の午後に速報版で報告すると同時に22日の別府市主催のONSENアカデミア講演会で発表します。
また、別府温泉地球博物館のHPでも地図上(小浜市の地下水MAPのように)で温度の推移がわかるようにします。
http://www.wefn.net/obama/
※昭和46年の大分県温泉調査研究会の京都大学の由佐・川村調査で「別府中央部の温泉」の大規模調査を行って以来、大規模な一斉調査は実施できていません。