あ
朝見川断層
あさみがわだんそう
- 朝見川断層と温泉
- 朝見川断層と地震 --- 執筆中です。もうしばらくお待ちくださいm(--)m---
朝見川断層と温泉
あさみがわだんそうとおんせん
別項目「扇状地」を開いてみてください。北方から鳥瞰した別府扇状地の写真が示されています。
画面の中央部を占める扇状地の南側には、急傾斜で立ち上がった山地が連なっています。その山地と扇状地の境目が、朝見川断層の露頭です。なお、この名称は、この断層に沿うように流れている朝見川にちなんでいます。他方、扇状地の北側も山地で境されています。この境界が鉄輪断層の露頭です。
別府地域には南北方向に引っ張る力(伸張力)が掛かっています。そのため土地が引き裂かれて中央部が沈降し、生じた凹地に土砂が溜まって、別府扇状地が形成されました。このように、一方の地層に対して他方の地層が沈降して出来た断層を「正断層」と言います。断層運動にともなって発生する、土地の震動が地震です。
太平洋プレートやフィリピン海プレートの運動により、おおむね東西方向の圧縮力が掛かっている日本列島では、一方の地層に他方の地層がずり上がる断層(逆断層)が多く、正断層が分布する別府地域は、断層・地震の面でもユニークな地域です。
断層に沿う土地は、断層運動によって破砕されるため、地下水・温泉水が流動しやすくなります。朝見川断層と鉄輪断層は、いずれも鶴見火山群の地下深部に存在する熱水(塩化物泉型熱水)の流動経路になっています。
(→別府八湯を参照)
(
由佐悠紀)
油屋熊八 --- 執筆中です。もうしばらくお待ちくださいm(--)m---
あぶらやくまはち
中山昭則
雨乞岳 --- 執筆中です。もうしばらくお待ちくださいm(--)m---
あまごいだけ
説明 竹村先生レビュー部分>
あんざんがん
あんざんがんすい
安定同位体
あんていどういたい
い
いっぱんおんせん
温度がその場所での沸点(1気圧下で100℃)より低く、液体の水として採取されるものが普通の意味での温泉で、沸騰泉や噴気と明瞭に区別したいとき、一般温泉と呼ぶことがあります。
(
由佐悠紀)
温泉の種類
う
埋め立て事業 --- 執筆中です。もうしばらくお待ちくださいm(--)m---
うめたてじぎょう
説明 中山先生レビュー部分
え
エアリフト :air-lift 詳細ページ
エアリフト
E・ベルツ ウィキペディアを参照(外部サイト)
エルヴィン・フォン・ベル
えんかぶついおん
原子番号17の原子・塩素(Cl)が、マイナスの電気を帯びているもので、Cl-と表します。たとえば、塩化ナトリウム(NaCl:食塩)の水溶液(食塩水)中では、塩素はCl- になっています。「塩素イオン」とも呼ばれますが、現在は、「塩化物イオン」の呼称が推奨されています。他方、相手方のナトリウム(Na)は、プラスの電気を帯びてNa+ となっています。したがって、食塩水全体は電気的に中性です。
自然界では、海水をはじめとして、さまざまな水の中に存在します。温泉の場合、その濃度が一定の基準以上であれば、「塩化物泉」と呼ばれます。
(
由佐悠紀)
えんかぶつせん
温泉水1kg中の溶存物質量(ガス性のものを除く)が1g以上のもの(塩類泉と総称)のうち、主要な陰イオンが塩化物イオン(Cl-)のものを、塩化物泉と言います。
(
由佐悠紀)
療養泉 泉質・泉質名 温泉の泉質
お
大分県温泉調査研究会 詳細ページ
おおいたけんおんせんちょうさけんきゅうかい
大型ホテル --- 執筆中です。もうしばらくお待ちくださいm(--)m---
おおがたほてる
大阪航路 --- 執筆中です。もうしばらくお待ちくださいm(--)m---
おおさかこうろ
説明 中山先生レビュー部分
おおともそうりん
1530年(享禄3)~1587年(天正15)。本名は大友義鎮(よししげ)、宗麟は出家した後の名前。豊後大友家21代家督。毛利氏、菊池氏と闘う一方で、幕府へたびたびの献上策をとり、九州六ケ国の守護職を独占した。1551年(天文20)にフランシスコ・ザビエルが府内(大分市)を訪れたのをきっかけにキリスト教の発展に尽くし、自らも受洗、南蛮貿易にも力を注いだ。キリスト教的理想国家の建設をめざした耳川の戦いで島津軍に大敗し、大友氏滅亡のきっかけをつくった。
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三浦祥子)
小鹿山 --- 執筆中です。もうしばらくお待ちくださいm(--)m---
おじかやま
説明 竹村先生レビュー部分
乙原 --- 執筆中です。もうしばらくお待ちくださいm(--)m---
おとばる
説明 竹村先生レビュー部分
温泉
おんせん
おんせんがす
温泉沈殿物
おんせんちんでんぶつ
おんせんのいろ
おんせんのせいりつようけんとべっぷおんせん
温泉は、自然科学的に「普通の地下水の温度より高温の水が地中から地表に出て来る現象」と定義されます。このように定義される現象は「(1) 熱源の存在、(2) 水源の存在、(3) 水の通路の存在」によって維持され、これら3つのどれか一つが欠けても温泉は成立しません。そこで、この3つを「温泉の成立要件」と呼んでいます。
温泉の定義にはもう一つ、温泉法による定義があり、そこでは温泉水に溶存している物質が重要な要素として取り上げられています。利用という観点、特に医療の観点からは本質的に重要で、上の三者に続く要件です。しかし、火山活動に伴う温泉(火山性温泉)においては、熱源と物質源は共にマグマにありますから、熱源には物質源が内在しています。
以上を敷衍すれば、自然科学的な温泉研究の中心課題は、3つの要件を究めることにあると言えます。そして、温泉現象を理解することは、3つの要件を理解することです。したがって、この「別府温泉事典」における自然科学的な各項目は、基本的に3つの成立要件に関わって書かれています。
別府温泉には、もちろん、3つの成立要件が備わっています。しかも、高度に。
(1) |
熱源の存在:活火山「鶴見岳・伽藍岳」が存在する。 |
(2) |
水源の存在:年降水量が、低地部で1,800mm前後、山間部で2,000mm以上と豊富である。 |
(3) |
水の通路の存在:別府湾から長崎県島原半島に至る地溝(別府-島原地溝)は、年間10mm程度の速度で拡大しつつあり、水の通路となる地層の断裂系が発達している |
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由佐悠紀)
温泉の多面的な利用 --- 執筆中です。もうしばらくお待ちくださいm(--)m---
おんせんのためんてきなりよう
温泉文化 --- 執筆中です。もうしばらくお待ちくださいm(--)m---
おんせんぶんか
おんせんほう
おんど
おんねんつこうか
温泉に入ることにより体が受ける熱による効果のことで、38度以下のぬるい湯では、副交感神経を刺激して体に鎮静・鎮痛的に作用し、神経系や循環器系の興奮を抑える効果がある。一方、42℃以上の熱い湯では、交感神経を刺激して神経系や循環器系を興奮させる作用がある。こうした理由から就寝前にぬるめのお湯に長めに入ることで寝付きを良くすることができ、反対に熱い湯に入ると気持ちが高ぶってなかなか寝付けないことがある。
(
宮崎博文)