別府市温泉発電等対策審議会(由佐悠紀会長:当博物館理事長)が、別府市温泉エネルギー事業可能性検討調査事業から得られた源泉データ等を精査し分析・評価し、2018年3月5日に長野恭紘別府市長に答申を行いました。(*1) 塩化物イオン濃度、噴出熱量、蒸気・熱水温度と掘削深度の関係性の大きく3つの視点で考究したところ、現在の別府市地域の温泉資源(温泉帯水層)は全体的に減衰傾向にあるとの結論に至りました。(*2) 検討の内容を含め温泉資源を次世代に継承するため「別府温泉の過去・現在・未来」と題し、別府温泉の現状とあるべき姿について講演します。 (*1) http://today.blogcoara.jp/news/2018/03/post-f119.html (今日新聞) (*2) https://www.city.beppu.oita.jp/sangyou/environment/kanousei_tyousa_hyouka.html