日本最古の温泉学会 第71回大会が別府で開催されます。
日 時 |
2018年9月5日(水)~8日(土) |
場 所 |
別府市中央公民館(公会堂) |
内 容 |
※公開講座は9月5日に予定しています。
(1)別府温泉地球博物館・フィールド博物館と大分のジオパーク
竹村恵二 京都大学大学院教授
(2)「温泉の日本史と別府」
石川理夫 温泉地域学会会長/環境省中央環境審議会温泉小委員会専門委員
・主な著書『本物の名湯ベスト100』講談社現代新書、2016年
『温泉の平和と戦争』彩流社、2015年
『温泉巡礼』PHP研究所、2006年
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一般社団法人日本温泉科学会(以下、本学会)は,「温泉に関する諸々の科学的研究調査を推進し,温泉に関わる施策の基礎確立に寄与する学会」として,昭和14年その前身である「温泉研究談話会」が設立され,昭和15年「日本温泉科学学会」へと発展し,昭和36年には学会名を「日本温泉科学会」に改め現在に至っています。
本学会は自然現象である温泉,温泉と関係のある諸々の現象,そしてそれらと人間・社会との関わり合い等,温泉に興味を持つすべての人々が参加し,温泉を多方面から討論し,より深く理解する場を提供できる開かれた学会です。
会員数は約300名で,地球物理学・地球化学・地質学・水文学・医学・薬学・生物学・地理学・放射化学・温泉工学・温泉文化学などの多岐にわたる専門分野の研究者や,温泉探査・温泉掘削の技術者,温泉管理者,温泉経営者など広範囲の分野の方々で構成されております。
地震の影響,温泉資源の枯渇問題,温泉地への観光客の減少,地熱発電との共生,医療への応用等々,課題が山積しております。このような問題に取り組み,その解決方法を提言するのも本学会の責務であり,国民へ寄与するところは大であると思われます。