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温泉マイスターがおすすめする温泉をご紹介いたします!
2021.05.26

第40回宮城温泉 であいの湯

執筆者温泉マイスター 熊谷 麗

 竹田市で温泉利用指導者をしています、熊谷麗(くまがえれい)と申します。今回は私のおすすめの温泉をご紹介させていただきます。
竹田市の宮城地区にあります「宮城温泉 であいの湯」です。
長湯温泉から車で約30分。稲葉ダムを横目に集落に入っていくと、朱色にちかい屋根が川のそばに見えてきます。古くから地域の方々に親しまれている共同浴場です。




 現在は新型コロナウイルスの感染拡大予防のためお昼からの営業。まるでおばあちゃんちのような入口をあけて、番台の方に350円を払います。脱衣所は3~4人でいっぱいになりそうな広さ。浴室のドアをあけると、微かに硫黄の香りが。以前来た時には感じなかったので、もしかしたら私がオープンダッシュで飛び込んだからかもしれません。お湯は無色透明。肌をガーゼ生地でふんわり包むようなお湯感です。よーく見ると白くて細かい湯の花も。
 「まだお湯がぬるいかもしれんけん、ゆっくり入ってね」入口でお姉さんが声をかけてくれたように、冷えた浴槽に源泉約53℃のお湯がちょうどいい。ゆっくりゆっくり半身浴で体を慣らします。




 「宮城温泉 であいの湯」は弱アルカリ性の単純温泉。竹田市には数少ない泉質です。
 普段は、温泉利用型健康増進施設で炭酸泉という特徴あるお湯を活かした健康づくりのお手伝いを仕事としている私ですが、大好きなのは単純温泉。仕事場も毎日のお風呂もがっつりな含炭酸土類泉から、週に1回でも車を走らせていつもと違う温泉を楽しむのは、小さな「転地療法」かもしれません。

 なかなか県境を越えられないこの時期に、家の近くでいつもと違う温泉の色や香りや浴感を楽しむ、そうしてストレスを緩和し、体温を上げ、免疫力を高める。おうちのお風呂に、現地直送の入浴剤を入れて、今まで撮りためた温泉写真を見ながら、次の旅の活力を養う。毎日体をきれいにするための時間を、からだとこころを養うためにも楽しむ・・そんなお手伝いができるような仕事をしたいなーなんて考えながら、久しぶりに入った「宮城温泉 であいの湯」は長風呂になってしまいました。
 この温泉は小さな共同浴場です。分析書も手作りのものです。行かれる際には営業時間等ご確認の上、ゆっくりされる覚悟で来ていただけるとありがたいです。お近くにお越しの際は、長湯温泉にもお立ち寄りください。読んでいただいてありがとうございました。










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