第44回長者原温泉
トライアル温泉郷　虎乃湯と久織亭

大分県九重町の長者原は阿蘇くじゅう国立公園内にあって、標高約1000メートルに位置しています。
この長者原という地名は、別府観光の父と言われている油屋熊八氏が、大正14年(1925)松の台にテントホテルを開設した時に、付近一帯に伝わる朝日長者伝説にちなんで命名したのが始まりです。
そんな長者原にあるトライアル温泉郷は大手ディスカウントストアの TRIAL が運営している温泉宿です。
自然の森の敷地内にフロント棟・宿泊棟・露天風呂付の大浴場・空いていれば自由に使用できる貸切風呂5室・レストラン等が点在しています。
宿泊はリーズナブルな価格で素泊まり利用ができる「虎乃湯」と客室が半露天風呂付きで完全離れ形式になっている「久織亭」があるので、その時々のニーズや予算に合わせて選ぶことができます。
長者原のやまなみハイウェイ沿いにあるので、ここを拠点にくじゅう連山の登山や大分九重地区や熊本わいた地区、黒川温泉などへの湯巡りにはとても便利な立地です。
敷地が国立公園内の森の中にあるので、お宿でのんびりと別荘代わりに利用しても楽しめます。 トライアル温泉郷の温泉は大浴場・貸切風呂・久織亭のお部屋風呂まですべて加温・循環・消毒無しの源泉かけ流し。

(源泉温度が高いので加水のみ有り)
泉温72.3℃　㏗7.1　メタケイ酸212
成分は陽イオンが
ナトリウムイオン34.29ミリバル％・カルシウムイオン33.14ミリバル％・マグネシウムイオン26.14ミリバル％
陰イオンが
炭酸水素イオン39.98ミリバル％・硫酸イオン33.21ミリバル％・塩化物イオン26.72ミリバル％
とバランスがいいので泉質名は
「ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉」
と長いものになっています。
笹濁り色のいいお湯で宿泊者のみの利用なので行くたびに癒されています。

　

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