第52回鹿野温泉「今市集会所」　
～ブレンド源泉かけ流しの共同浴場～

　鳥取県東部を旧国名で「いなばの国」と言います。「因幡の白うさぎ」をはじめとした神話や童謡「ふるさと」の故郷でもあります。

この地域にある五か所の温泉（岩井温泉・鳥取温泉・吉岡温泉・浜村温泉・鹿野温泉）を結ぶネットワークを「鳥取いなば温泉郷」といいます。
鹿野温泉は、因幡の名峰「鷲峰山」を望む閑静な城下町にあります。開湯は比較的新しく1954（昭和29）年、旧鹿野町が10か所を掘削し、開発された源泉の集中管理を行うようになり、1966（昭和41）年には、国民保養温泉地の指定を受けています。
　現在は源泉井９本を鳥取市が集中管理しており、病院や保養所、ペンション村、分譲団地に給湯されています。
紹介する「今市集会所」にも、この集中管理された混合源泉がかけ流されています。
泉質は、源泉温度62.0℃、弱アルカリ性、成分総計836mgの単純温泉です。

今市集会所 温泉の入口 変則的な形の浴槽 浴室

＊温泉マイスターnoteでも情報発信してます。
https://note.com/onsen_meister/n/nb09eea3255c9

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