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Onsenアカデミックアドバイザー

 別府温泉地球博物館は、2011年の設立以来これまで温泉科学を核にした情報提供・人材育成に取り組んできました。
 おかげさまで温泉に関する質の高い情報提供と温泉マイスターを中心とする人材育成で一定の評価をいただけるようになりました。
 温泉に係わる総合機関として幅広い学術分野を網羅するために、学術的に優れた方々に別府温泉地球博物館の企画・運営について専門分野からの学術的アドバイスをいただく「温泉アカデミック・アドバイザー」に就任していただきました。

牧野 直樹
Naoki Makino
九州大学名誉教授
内科認定医、循環器専門医、温泉療法専門医、産業医

昭和49年3月 京都府立医科大学卒業
同49月4月 九州大学医学部循環器内科入局
昭和58年9月 カナダ・マニトバ大学心臓生理学部門研究員
昭和61年4月 九州大学生体防御医学研究所気候内科助手
平成11年7月 九州大学生体防御医学研究所老化制御学分野教授
平成16年4月 九州大学病院副院長兼別府先進医療センター長
平成21年4月 九州大学病院副院長兼九州大学病院別府病院院長
平成25年3月 定年退職
平成25年4月 九州大学名誉教授
現在に至る

飯沼 賢司
Kenji Iinuma
別府大学前学長

1953年長野県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科日本史専攻修了後、早稲田大学文学部助手を経て、1987年、大分県立宇佐風土記の丘歴史民俗資料館研究員、1993年、別府大学助教授を経て、別府大学文学部教授、文学部長を務める。2019年4月に別府大学第11代学長に就任。(別府“温泉”大学学長も兼任)
専門は、日本古代中世史、荘園研究、家族史、大分に来てから宇佐の八幡神や国東半島の信仰、磨崖仏など宗教史関係の研究を進める。ヒトと自然の関係の歴史学に注目、1996年から「環境歴史学」を提唱し、日本の古代から中世を中心に研究を進めている。

出口 治明
Haruaki Deguchi
立命館アジア太平洋大学 前学長

1948年、三重県美杉村(現・津市)生まれ。京都大学法学部(専攻:憲法)を卒業。1972年、日本生命保険相互会社に入社、ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを歴任。2008年、ライフネット生命保険株式会社を開業、代表取締役社長に就任。2012年、上場。2017年、同社を退任。2018年1月、立命館アジア太平洋大学(APU)学長に就任(現在に至る)。
主な著書(単著)『生命保険入門(新版)/岩波書店』『全世界史(上・下)/新潮文庫』『人類5000年史(Ⅰ~Ⅲ)/ちくま新書』『0から学ぶ「日本史」講義(古代編・中世編・戦国江戸編)/文藝春秋』『哲学と宗教全史/ダイヤモンド社』『還暦からの底力/講談社』、その他多数。

藤井 賢彦
Masahiko Fujii
東京大学大気海洋研究所附属国際・地域連携研究センター 教授

横浜市出身。九州大学理学部地球惑星科学科卒、北海道大学大学院地球環境科学研究科博士後期課程修了。博士(地球環境科学)。国立環境研究所、米国メーン州立大学海洋科学部、北海道大学大学院地球環境科学研究院 准教授などを経て、2023年より現職。専門は環境科学・海洋学。著書に『海の温暖化 -変わりゆく海と人間活動の影響-』(朝倉書店, 共著)、『水産海洋学入門 海洋生物資源の持続的利用』(講談社、共著)など。潜水士、温泉マイスター。

楠本 成寿
Shigekazu Kusumoto
京都大学大学院理学研究科附属地球熱学研究施設 教授

1970年 和歌山県田辺市出身。1994年 鹿児島大学理学部地学科卒業。1999年 京都大学大学院理学研究科博士課程修了。博士(理学)。東海大学海洋学部海洋資源学科、富山大学理学部地球科学科、富山大学都市デザイン学部地球システム科学科(2018年改組による)を経て2020年10月より現職。専門は物理測地学とその応用。重力異常や重力偏差を用いた地下構造の推定と、推定された構造等の形成過程を地球物理学的観点から考察している。

須藤 智徳
Tomonori Sudo
立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部 教授

1990年大阪大学経済学部卒、2003年ロンドン大学(UCL) 大学院環境資源経済学修士課程修了、2008年早稲田大学大学院アジア太平洋研究科後期博士課程修了(博士(学術))

1990年太陽神戸三井銀行(現三井住友銀行)入行、1995年さくら銀行退職、同年海外経済協力基金(現国際協力機構(JICA))入職、対中国向け円借款審査、バングラデシュ駐在、対インドネシア向け円借款総括担当、地球環境戦略研究機関(IGES)主任研究員、気候変動対策室室長代理、アフリカ開発銀行民間セクター局民間セクター専門官、企画部国際援助協調企画室企画役、JICA研究所主任研究員等を経て、2015年より立命館アジア太平洋大学准教授、2018年より現職。2009~2016年経済協力開発機構(OECD)開発協力委員会(DAC)環境と開発協力ネットワーク副議長。2020年より外務省参与を兼務。

大上 和敏
Kazutoshi Oue
大分大学教育学部 教授

平成2年 大分大学教育学部卒業
平成11年 京都大学大学院理学研究科修了 理学博士
平成12年 大分大学工学部 非常勤研究員
平成17年 明豊中学・高等学校 教諭
平成22年 大分大学教育福祉科学部 講師
平成24年 大分大学教育福祉科学部 准教授
平成30年 大分大学教育学部門 教授

梅木 美樹
Miki Umeki
別府大学食物栄養科学部 教授

大分県出身。大妻女子大学家政学部食物学科卒、同大学大学院家政学研究科修士課程修了。博士(学術)。大妻女子大学家政学部助手、大分大学教育学部非常勤講師などを経て、2017年より別府大学准教授、2022年より現職。専門は調理学。大分県産食品の調理性や機能性に関する研究を行っている。現在の主な研究テーマは、「地獄蒸し」、「玖珠町産大麦」など。e-温泉マイスター。