サイト内検索 powered by Google
|
別府八湯べっぷはっとう 現在の別府市は、明治時代から昭和時代の初期にかけて、いくつかの町村が合併してできました。それぞれの町村には温泉があり、代表的な八つの温泉がいつしか「別府八湯」と総称されるようになりました。それらは、右図に示されているように、市域の北縁と南縁に4箇所ずつあります。
もともとの温泉はすべてが自然湧出泉でしたが、明治時代になると掘削による温泉(掘削泉)が現れました。とくに、わが国の経済が大きく成長した1960年代以降、それまで温泉が無かった所でも多数の温泉井戸が掘削されました。そのため、別府八湯それぞれの範囲ははっきりしなくなっています。また、古来の自然湧出泉の多くが枯渇したため、現在の温泉は、ほとんどが掘削泉です。 (由佐悠紀)
|